中区にある横浜市寿町健康福祉交流センターで、11月10日から17日まで山車の展示が行われた。
人形などをのせた台を引く「山車まつり」。昨年寿町で初開催となった催しだが、今年は新型コロナの影響で中止に。そこで寿町山車まつり実行委員会の代表で美術家の竹本真紀さんを中心に、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」を乗せた山車を制作・展示。また同センターの利用者など約40人が、紙を切って作ったウロコをアマビエに貼るワークショップに参加。さまざまな形のウロコをまとったアマビエができあがった。
そのほか山車には、ことぶき保育園・寿福祉センター保育所の子どもたちによる絵も貼られ、同地域の子どもから大人までの力が集結した力作となった。
竹本さんは「寿町にいる人、来る人の感性はクリエイティブでおもしろい。今回のように地域一体となった催しに今後も取り組み、寿町のイメージを変えていきたい」と話した。現在、山車本体は撤収済みだがアマビエは同センターに展示中。
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