関内駅前のマリナード地下街で12月5日と6日、ストリートピアノの設置2周年を記念したクリスマスライブが行われ、多くの人を楽しませた。
地下街からイセザキ・モール方面への出口近くのマリナード広場に置かれているストリートピアノ。2018年の12月に設置され、「誰でも自由に弾けるピアノ」として1日平均50人が演奏する人気スポットだが、コロナ禍で3月上旬から半年ほど使用を禁止。その後、一部制限設けたものの使用が再開されて、現在、利用者は1日30人ほどになっている。
そんな中迎えたライブの1日目には、昨年も出演した黒咲りずこさんと東京藝術大学の学生ユニット「歌弦様式」が登場。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲や新世紀ヱヴァンゲリヲンのオープニング曲『残酷な天使のテーゼ』などのほか、終盤では同所のBGMとしても放送されているテーマソング『つなぐ〜SHARE THE SOUND OF MUSIC〜』も披露した。足を止める人など約40人が演奏に聞き入り、最後にはアンコールの声が飛ぶなど会場は和やかな雰囲気に包まれた。
出演者らは「演奏機会が少なくなっている中の有難いステージ。多くの人が聞いて下さり、笑顔を届けられて嬉しく思います」とコメント。マリナード地下街を運営する横浜中央地下街(株)の奥田正則代表取締役社長は「例年のイベントが行えていなかった中で、2周年を迎えることができて感謝しています。これからも素敵なピアノの音色が響く広場であって欲しい」と思いを込めた。
また来年1月9日(土)と10日(日)には同所で新春駅チカライブを開催。初日には黒咲さんと歌弦様式が登場し、新曲の披露も予定しているという。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>