新年を前に各神社では、安心して参拝できるように様々な工夫を凝らしている。
中区本牧地域の氏神である本牧神社(當麻洋一宮司)では、密集・密接をさけるよう参拝者の動線確保や、衛生面の配慮から手水の直接導水、またおみくじ処の前には手指消毒液を設置するなど、新型コロナ対策を徹底。さらに、お札やお守りの事前申し込みをウェブから可能にした。それにより事前にお守りなどを選ぶことができ(カード決済等可)、参拝者の滞留緩和を期待する。
また、西区役所近くの戸部杉山神社(佐野顕次宮司)では、例年、正月にボランティアで訪れるボーイスカウトのメンバーが、今年は密集回避などを促す看板を境内で掲げるという。お守りは、手が触れないようにディスプレイを作成、また一覧を表示した看板を掲示し、事前に選べるようにした。
本牧神社の當麻宮司は「このような状況だからこそ、氏神さまにおける素朴な祈りは、地域社会を結びつけ、人々の心をしっかりとつなげる」と参拝の意義を話した。
神社本庁では、マスク着用や人と人との距離確保、咳エチケットなど新型コロナ対策を9つのイラストにしてホームページなどで啓発している。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|