全国学生クリスマス献血キャンペーンが12月20日、横浜駅西口の相鉄ジョイナス前で行われた。
大学生ボランティア「神奈川県学生献血推進連盟」の協力によるもので県赤十字血液センター=港北区=が主催。大学生がサンタクロースの衣装で同世代に向けて献血を呼びかけた。
また、コロナの影響で需要が低迷する生花のPRになればと、県園芸協会=緑区=の協力を得て、献血の協力者にミニシクラメンを贈呈。血液センターでは「生花のPR」と「献血者確保」になれば期待していた。
参加した北里大学3年の菊川結叶さん(20)は、「高校、大学生など献血できるようになったばかりの人たちへ、献血がどんなものかを伝え、漠然とした恐怖心を払拭していきたい」と話した。湘南医療大学3年の栗原桜子さん(20)は「自分たちの活動が、献血を『するきっかけ』ではなく、まずは『知るきっかけ』になれば嬉しい。献血というボランティアがあると知ってもらいたい」とその意義を語っていた。
ミニシクラメンを受け取った献血者は「シクラメンは昔、母とよく買っていた思い出の花。県内の生産者さんが一生懸命育てたお花をもらえるのはとてもうれしい。頑張って来年も花を咲かせらるよう育てたい」と話していた。
ミニシクラメンは計100鉢寄贈され、20日の横浜駅前と19日の港南台駅で各50鉢がプレゼントされた。
血液センターによると、10月以降400ミリリットル全血献血を由来とする赤血球製剤の需要が増加しており、
適正な在庫量を保つためには、年末年始期間も献血協力が必要。また、年末年始は献血協力が得られにくい傾向があり、予断を許さない状況として協力を呼びかけている。
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