○…193cm、86kgの堂々たる体格に加え、50mを6秒2で走る脚力も兼ね備えた外野手。4年連続日本一のチームから上位指名を受け、ファンからは打率3割、30本塁打、30盗塁を1シーズンで達成する「トリプルスリー」を期待される。「タイトルは取りたいが、そう簡単なことではない。1年、2年と着実に成長し、チャンスの場面で打てる選手になりたい」と抱負を語る。
○…西区出身。野球との出会いは小学3年。高さ約10mの木から木に飛び移って鬼ごっこをするなどの”野生児”たる姿を見た友人の父親から勧められて始めた。中学は多くのプロ野球選手を輩出する中本牧リトルシニアに入り、主に5番バッターとして活躍した。「自分の頭で考える習慣が身に付くと思った」と高校は選手の自主性を尊重する横浜商業(Y校)を選択。そして3年の秋、Y校在学中の選手では37年ぶりのドラフト指名を受けた。「『Y校といえばホークス笹川の母校だよね』と言ってもらえるくらい活躍して、学校に恩返ししたい」
○…大柄な体格は野球に役立つが「電車の乗り降りなどは気を付けないと頭をぶつけちゃう」と笑い、高身長ならではの悩みも。それでも「大きく丈夫に育ててくれた両親には感謝の気持ちでいっぱい。野球という特技で皆さんを笑顔にしたい」と思いは熱い。
○…「コスモワールドや中華街など、思い出がつまった横浜を離れるのは寂しい」とぽつり。だが、入団会見で訪れた福岡について「地元愛が強いところが横浜に通ずる。第2の故郷になるよう、新天地で頑張りたい」と話し、前を向く。「『ハマっ子魂』を忘れず、誰からも応援される選手に」。その強い気持ちを胸に、チームの優勝も個人タイトルも狙う。
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