中区役所はこのほど、認知症キャラバンメイトに向けた研修会動画を作成し、中区HPに公開している。毎年、年初に研修会を開催していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。研修内容を補うために動画の作成に至った。
認知症キャラバンメイトとは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、できる範囲で活動する認知症サポーターを養成するボランティア講師のこと。中区内では196人が登録している。
動画には、高齢者グループホーム横浜ゆうゆう=都筑区=の管理者である井上義臣氏が登壇。1時間ほどで構成されている。「サポーター養成講座を開催する上での実践的な知識について」と題して、認知症となると出る症状から中核症状の特徴や行動を解説するほか、「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」「否定しない」など認知症の人との接し方のポイントなどを丁寧に解説している。
中区役所の担当者は「キャラバンメイトの方以外でも認知症を正しく理解が深められる動画です。興味がある方はぜひご覧ください」と呼びかける。
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