東京藝術大学の大学院映像研究科メディア映像専攻の学生による制作展が、JR石川町駅北口近くの元町中華街校舎で1月15日から17日まで3日間行われた。
同展では修士課程の学生22人による作品を展示。1年生は個人の研究・制作の成果の発表、2年生は修士課程の集大成の発表の場となった。展示されたのは実写映像や3DCGアニメーションなどの観る作品から、ゲームや仮想現実を視聴覚で体験できるVRなど、さまざまなジャンルの32点が並んだ。
コロナ禍 対策し実施
同院映像研究科は中区内3カ所に校舎を構える。その中のメディア映像専攻は2016年、区健診・予防接種センターであった分庁舎跡に新港ふ頭の校舎から機能を移転した。同専攻は従来のメディアやジャンルにはない芸術表現・プロジェクト実践を挑戦する人材育成を目指している。
例年夏と冬の年2回は、横浜市との共同事業として企画・運営されている制作展を行っていた。しかし今年度は夏の展示で新型コロナ拡大を受け、1年生はウェブ上で作品を公開。2年生はオンラインでの公開が難しい性質の作品が多いとともに、今回の展示に注力するため中止に。同展では感染症対策として完全予約制をとり、関係者など1日約120人を迎えた。学生の1人は「無事開催できて良かった。次回は感染症の状況次第ではありますが、地域の方など多くの人に来てもらいたい」と話した。
また同展に並んだ映像作品の一部を1月末まで、オンラインで公開中。閲覧は左記二次元コードより。
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