中区元町1丁目のマンションの一室をギャラリーにして、美大生3人が個展を開いている。2月14日まで。
「アッチ・向いて・ホイ」と題した同展に参加するのは多摩美術大学油画専攻の遠藤裕太さん、秋田菜々さん、阪口智章さん(すべて3年生)。出展はバトン形式で、遠藤さんが1月23日〜29日、秋田さん31日〜2月6日、阪口さん8日〜14日。立体物を用いて音や映像を交えた現代アートとなっており、それぞれの個性を生かす。
「サイレン601」と名付けたギャラリーは、秋田さんの父親の事務所跡を活用したもの。金沢区出身で元町にも親しみがあるという秋田さんは「3人で元町を歩き、その街並みからそれぞれの関心や研究に従った作品を制作した」と話す。遠藤さんが「看板」、秋田さんが「外装」、阪口さんがそこに集う「人」をテーマにしている。秋田さんは「作家は自分をマネジメントしていく能力が必須。元町に生まれた新たなスペースを、今後も活用していきたい」と話した。
会場は中区元町1の20ストーク元町一番館601号。期間中の入場は正午〜午後7時(無料)。
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