中区を拠点に活動する「横浜山手ロータリークラブ(RC)」(清水隆志会長)は新型コロナウイルスの影響で食事の準備に困っている子どもの力になろうと、不老町地域ケアプラザで行われる「こども食堂」の支援を3月1日から始めた。
こども食堂は、子どもに無料か安価で食事を提供する取り組み。子どもから高齢者までが集まる地域コミュニティーとしての役割を果たす場所でもある。
同プラザでは地元の住民有志らが協力し、2016年から第1・第2・第4月曜日に開催しカレーライスなどをふるまう。横浜山手RCは障害者施設の利用者が作った菓子を購入し、こども食堂に提供する。
コロナ禍、横浜山手RCは「地域の役に立てることはないか」と模索していた。そんな時、交流のあるRCが他地域のこども食堂を支援していることを知った。また、コロナの影響を受ける障害者施設の現状も理解。これらを踏まえ、同プラザのこども食堂への参加を決めた。
3月1日のこども食堂では、横浜山手RCの参加を記念した授与式を実施。主宰者たちと顔合わせを行い、長期的な連携を示した。同RCの清水会長は「両親が共働きで食事の準備に困る子どもが多い地域と聞く。皆さんの要望に応えられる支援を継続していきたい」と話している。
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