大岡川桜まつり実行委員会の前会長兼前実行委員長の一ノ瀬成和さんと同実行委前事務局長の西賀大也さんが、活力あふれる地域の実現に貢献したとして中区から表彰された。3月9日には、中区役所で顕彰式が行われ、直井ユカリ区長から二人に感謝状が贈られた。
この桜まつりは、日ノ出町町内会を中心に1993年に前身のイベントがスタート。以後、近隣8町内会と4商店街会を母体とした実行委により継続して開催され、春の風物詩として定着していた。
担い手不足昨年9月に解散
一ノ瀬さんは、3回目から実行委員長を務め、西賀さんも初期から同まつりに関わり事務局長として汗を流してきた。28回の予定だった昨年はコロナの影響で中止。また近年、実行委メンバーの高齢化や担い手不足などが課題となっており、昨年9月に実行委は解散した。
区役所を訪れた一ノ瀬さんは「地域の子どもたちに大岡川に親しんでもらえるような活動は継続していきたい」と話していた。直井区長は、地域をつなぐ意味のある取り組みだったと同まつりを評価し「違う形で何らかできたらいいですね」と期待を示した。
昨年の開催中止を受け実行委では、集めた協賛金の一部、50万円を市立みなと赤十字病院に寄付した。東日本大震災の年には復興支援の一助にと市に150万円寄付している。
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