神奈川大学みなとみらいキャンパスが4月1日に開設された。
高さ約100m・21階建ての大型ビルで、昨年創設された国際日本学部をはじめ、外国語学部、経営学部の3学部・約5千人が学ぶ。みなとみらいを拠点とするグローバル企業や官公庁、文化施設などとも連携し、独自の教育・研究を展開。図書館やワールドビュッフェ、エクステンションセンターなどの施設は一般開放も予定している。
3月29日に報道関係者向けの内覧会が開かれ、兼子良夫学長は「まち全体をキャンパスと捉えて地域や社会に開かれた施設を目指すとともに、魅力的な空間で実現される教育・研究から生まれる化学反応を大いに期待している」と話した。
1年越しの入学式
新型コロナウイルスの影響で昨春から延期していた2020年度入学式が3月31日、ぴあアリーナMMで開催された。2年次に進級した約4500人のうち2500人ほどが参加し、1年越しとなった式典で大学生活への決意を新たにした。
長期間の構内閉鎖や授業のオンライン化により、従来のような大学生活を送ることができなかった学生に向け、改めて入学を祝う場を提供しようと企画。感染防止対策のため入場は学生に限定し、式典の映像は保護者らに向けてリアルタイムで配信された。
兼子学長は「誇りと自信を持って実りの多い学生生活を過ごしてほしい」とメッセージを寄せた。今年1月の箱根駅伝で10区を走り、区間2位の成績を収めた佐々木亮輔さんが学生代表として力強く宣誓した。
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