西区役所はこのほど、在勤者を対象としたアンケート結果を発表した。
帰宅前に立ち寄る機会があると回答した人が約7割に上り、その主な過ごし方の6、7割が買い物や飲食店だった。
帰宅前に、ほとんど立ち寄らない人の理由の第1位は「介護や子育て等で忙しく時間がない」が36・5%、女性でみると54%にのぼる。
西区には大手企業が進出するみなとみらい21地区や数多くの事業者が立地する横浜駅があるものの、在勤者の居住地をみると都内は1割程度にとどまり、市内が5割超だった。
防災知識、世代間で差
防災に関しては世代間で大きな違いが出た。20代では「広域避難場所や津波避難施設を知っている」割合が約1割で、年代が上がるほど増加、60代では7割以上となった。「帰宅困難者一時滞在施設を知っている」人は、20代ではこちらも約1割だったが、60代では5割で、広域避難場所などよりも認知度が低いことがうかがえた。
西区の在勤者アンケートは初めて。昼夜間の人口比率県内1位の約1・8倍である西区において、在勤者への魅力ある情報発信につなげることを目的に企画された。
2020年8月から12月にかけて区内の就業者を対象にインターネット回答フォームで実施。152件の回答を得た。西区役所の事業と連携協力・協働実績のある区内企業や団体など約100事業所を通じて回答を依頼した。
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