桜木町駅前の商業施設・ぴおシティ地下1階「ギャラリーぴおB1」で南区在住の高橋充さんの水彩画展が開催されている。透明水彩絵の具で横浜や海外の街並みを鮮やかに描き上げた約40点が並ぶ。入場無料で、5月18日まで。
水彩画展では、横浜港大さん橋国際客船ターミナルやイタリアのコロッセオなど、高橋さんが実際に足を運んだ国内外の名所を描いた作品を展示している。
清水ケ丘公園のエノキ、南太田四丁目公園から見る富士山といった地元にゆかりのある絵も目を引く。自分の目を信じ、現地の空気感をありのままに表現して
独学で勉強
高橋さんは住宅総合メーカーを定年退職後、水彩画を始めた。知人からもらった玉ねぎのお礼にと、礼状に玉ねぎの絵を模写。それが好評だったことが自信になったといい、62歳から絵筆を握った。
「自分の感性や個性を重視したい」との思いから、教室に通わないで独学で勉強。各地の水彩画展を巡り、自分に合った技法などを模索し、意欲的に吸収した。10年で約400枚を描き上げた。
縦横70cmを超える作品を入れる額縁は購入すると高価なため、それらも全て自作だ。「本当は昨年9月に開催予定だった個展。コロナ禍で気持ちが沈んでいる人を元気づけたい」と話している。
午前11時から午後6時(18日は3時)まで。詳細はギャラリーぴおB1【電話】045・681・5122。
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