乳がん経験者の写真撮影会が6月3日、中区元町で行われた。
これは、医療アートメイクスクール「Biotouch Japan」が「乳がんについて考える」をテーマに7月7日まで行っている、自分の胸や家族の胸を撮影し乳がんの原体験や、乳がんへの思いをSNSに投稿してもらう企画「THINK BREAST(シンクブレスト)」の一環。
撮影会当日は、3回に分け乳がん経験者を各1人、合計3人を撮影した。撮影したのは志願した京都産業大学の中濱歩弓さん。また、3回目の部にはモデルを務めた村上弘子さんの息子も撮影に参加した。
同キャンペーンを主催する(株)NMT Japanの屋恵美代表取締役は「立場が異なる人が感じたことを共有することで、一般の人が乳がんについて考えるきっかけになれば」と話した。
村上さんは「まさか自分が乳がんになるとは思ってもみなかった。早期に発見して命を救うためにも定期検診はとても重要」と指摘していた。
中濱さんは「経験者に直接話が聞けたらと思い参加した。乳がんについて考えるきっかけになる体験。自分自身のリスクも考えながら、母親に定期検診を促したい」と話した。
6月12日の午後8時からは、 乳がん経験者、中濱さん、村上さんの息子の3者が撮影会で感じたことを伝える報告会をオンラインで実施する。
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