中区本牧が拠点のY.S.C.C.横浜フットサルのキャプテンを今季務める 宿本 諒太さん 神奈川区在住 29歳
YSを横浜の代名詞に
○…昨年フットサル1部リーグ(F1)に初昇格するも12チーム中11位に終わったY.S.C.C.横浜(YS)で2年ぶりの主将に。今月から開幕した今季は日本一への土台作りを意識し、チームでの「圧倒的成長」を掲げる。「若い選手も多いので、より主体的に動けるチームにしていきたい。今季は下位に甘んじない」
○…藤沢市出身。兄の影響でサッカーを始め、日大藤沢高では県ベスト4まで進んだが、「卒業後にプロで通用するのは難しい」と感じて大学から5人制のフットサルに転向した。中学時代の仲間とチームを作ると、2年後には神奈川県の社会人1部リーグで優勝する強豪に成長。「このチームを大きくしてずっと残していきたい」と考えていたが、当時Fリーグを目指していたYSの現GMや、昨季まで共にプレーしていた中野和也選手と出会う中で加入を乞われて移籍を決めた。プレーだけでなく運営面でも奔走するなど、今やチームにとって欠かせない存在だ。
○…普段はフットサルに汗を流しながらベンチャー企業に勤め、休日になると娘と近くの公園で散歩やボール蹴りを楽しみながら過ごす。「アスリートでなく、歌手などを目指してほしい」というが、「自分の試合やYSのロゴを見ると『パパだ』と言っているみたい」と、愛娘の話には目尻が下がる。
○…「自分がおじいちゃんになった時、『YSに所属していたんだ』と誇れるようになっていればうれしい。ユニフォームを着ている子がまちに溢れるくらい、横浜の代名詞になるのが夢」と思いを語る。夢を形にするためにも、目指すのはリーグの頂点。チームを率いてゴールに向かうための重要なシーズンが幕を開けた。
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