横浜中華街から中区の小学6年生へ粽(ちまき)をプレゼントする取り組みが6月12日から始まった。期間は7月25日まで。
中国三大伝統節句の1つである旧暦5月5日(今年は6月14日)の「端午節」は、日本の「端午の節句」の起源にあたり、人々が粽を食べ、無病息災を祈る習慣がある。横浜中華街発展会協同組合(高橋伸昌理事長)は、この端午節にちなみ、子どもの日を新型コロナ感染症の影響下で過ごした小学生に祝いの気持ちを込め、昨年から粽のプレゼントを行っている。対象は中区の市立小学校全9校、橫濱中華學院小学部、横浜雙葉小学校、横浜山手中華学校小学部の6年生。引き換えできるのは24店舗。
初日の12日に粽の引き換えに訪れた元街小学校の林綺香さんは「中華の伝統文化を学ぶきっかけになりました」と話していた。
中華街発展会の竹本理華さんは「各店舗、感染対策を講じながら行っています。この取り組みが横浜の未来を担う子どもたちの思い出になれば」と話した。
China Town80ホール=中区山下町=ではパネルの展示など行うイベント「横浜中華街2021端午節」も開催されている。
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