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【Web限定記事】ドキュメンタリー映画『えんとこの歌』 寝たきり歌人を通し、共生社会考える 7月3日、西区で上映会

社会

掲載号:2021年6月24日号

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映画『えんとこの歌』のチラシ
映画『えんとこの歌』のチラシ

 寝たきり歌人・遠藤滋さんの生活を追ったドキュメンタリー映画『えんとこの歌』(2019年・96分)が7月3日(土)、障害者支援施設の生活創造空間にし=西区浜松町14の40=で上映される。午前10時と午後1時30分の2回上映、各回、申込先着30人。参加無料となっている。

 この映画は、ドキュメンタリー映画作家の伊勢真一さんが手掛けたもので、1999年の1作目の続編。伊藤さんの学生時代の友人で、重度障害があり寝たきりの遠藤滋さんの日常生活を映像に収めている。

 遠藤さんは障害がありながら大学を卒業し、重度障害者として東京都で初めて教員に採用。養護学校で国語の教師となるが、障害が進行し教壇に立つことができなくなり、寝たきりの介護生活を送るように。前作では、寝たきりの遠藤さんと24時間三交代で遠藤さんを介助する若者たちの生活を3年間にわたって記録した。そして今作も介助の日々の紹介を通して、心の交流を映し出した内容となっている。

 タイトルの「えんとこ」は遠藤さんの居るところ、縁のあるところという意味。遠藤さんは、そのえんとこである世田谷のマンションで介助者の力を借りながら生活を続け35年。ベッドの上から社会や自分自身を見つめ、50代から短歌を詠みはじめた。16年夏のやまゆり園の事件についても歌を詠んでいる。

 上映会を企画した生活創造空間にしの担当者は「地域の方々にも障害者について知っていただく機会になれば」と話している。上映会に関する問い合わせは生活創造空間にし研修委員【電話】045・594・7681。

 

 
 

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