新春寄稿 新型コロナ対策に全力改革を前に進める 衆議院議員 菅 義偉
新年を迎えました。
ワクチン接種で感染者大幅減
私は内閣総理大臣として約1年、新型コロナ対策を最優先に、様々な課題に挑んできました。
新型コロナという見えない敵との戦いの中で、ワクチンこそが切り札と見定め、政府を挙げて加速化に取り組み、おかげさまで、世界でトップクラスの接種率になりました。感染者は大幅に減少し、安心と賑わいのある日常に向け、大きな一歩を踏み出せたと思います。皆様のご協力に改めて感謝申し上げます。
3回目のワクチン接種も始まり、重症化を防ぐための飲み薬や点滴薬も十分な量を確保しています。国民の命と暮らしを守るために、引き続き万全を期してまいります。
ポストコロナの成長戦略を
私の内閣で成長の柱として進めてきた「グリーン」「デジタル」「子ども・少子化対策」「地方の活性化」も結果が出始め、着実に進んでいます。
2050年脱炭素社会実現を宣言して以来、環境対策はもはや経済の制約ではなく、投資や雇用を生み出すものとの発想の転換が進み、様々な取り組みが動き出しています。また、マイナンバーカードによる引っ越しなどの行政手続きが可能になり、保険証との一体化も始まりました。昨年9月に発足したデジタル庁を司令塔として、誰もがデジタル化の恩恵を受けるデジタル社会をつくっていきます。
今年4月からの不妊治療の保険適用により、安心して治療を受けられる環境が整います。
日本の構造的課題である少子化や子ども・子育て政策に一体で取り組むための司令塔となる「子ども家庭庁」の議論も進んでいます。
地方の活性化のために推進してきた農林水産品の輸出額も、昨年1兆円を超えました。また、携帯料金の大幅に値下げにより、国民の負担は年額約5千億円軽減すると言われています。
改革をさらに進める一年に
今年も、改革の手を緩めず、あらゆる壁を打破し、ポストコロナの日本の成長を実現してまいります。
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