西区の第4地区会館で1月6日、手作り弁当を提供する「みんなの食堂」が実施された。雪が舞う中、子どもから高齢者までが列をなした。
当日はジャーマンポテトをメインとした「お楽しみ弁当」を150食用意、昼の約1時間で完売となった。近隣の小中学校に開催のチラシを配布したこともあり、子ども達の姿が数多くみられた。
同地区のみんなの食堂は、地域の子どもや高齢者の孤食を防ぐことを目的に2016年の夏に初開催。その後も冬、春と学校が休みの期間に行われてきた。
昨冬はコロナ禍ため中止。春に再開したものの、夏は緊急事態宣言もあり中止となっていた。
テイクアウト方式のため、住民同士の交流時間はわずかとなるが、それでも意義があるとして実施に踏み切った。
この冬休みは12月25日から1月8日までの間に地区会館や自治会館などを会場に計4回開催。
いずれも手作りの弁当が100〜150食、高校生以上300円、中学生以下100円で振舞われた。
6日を担当した一本松共育倶楽部のメンバーで同地区社会福祉協議会会長の米岡美智枝さんは「必要な人たちに届けば」と話していた。
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