横浜中郵便局(渡邉健幸局長)に勤務する課長代理の沖英二郎さん(48)は、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして伊勢佐木警察(川名愛司署長)から感謝状が授与された。1月13日に署長室で贈呈式が行われた。
詐欺被害を免れたのは76歳の女性。現金を引き出しに訪れた女性に対して、その額が100万円と高額だったため、窓口業務などを担う沖さんが引き出しの目的などを確認したところ、息子から家賃分などとして要求された旨の回答があったという。
家賃としては高額なことから不審に思った沖さんは、いわゆる典型的な特殊詐欺の手法と考え、伊勢佐木署に通報。駆け付けた警察官が状況を確認し、特殊詐欺の可能性を高いことを女性に説明したものの、女性は実際に息子に会って話をするまで納得していない様子だったという。
沖さんは「(引き出しに訪れた人に)積極的にに声掛けをさせていただいています。業務の一環ですので、ご理解いただけると助かります」と話していた。
伊勢佐木署によると、だまし取った現金を受け取る「受け子」は、コロナ禍の不況により高齢者が小遣い稼ぎで行っているケースも確認されているという。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|