ボランティア団体「Picture This Japan」は、2021年4月に出版した写真集『横浜(KOKO)-「外国につながる」ではひとくくりにできない中高生の作品集』(明石書店)を学校図書へ寄贈する活動を行っている。
この写真集は、同団体が16年から取り組んでいる「横浜インターナショナルユースフォトプロジェクト」の一環として、外国にルーツを持つ中高生らが日常を撮影した作品を収めた一冊。出版にあたり、このプロジェクトの初期の参加者で、現在は大学生や高校生となっている若者たちが編集に携わり、英語や中国語の翻訳から写真集の広報まで手掛けた。
写真をツールとした表現活動を通して、マイノリティーと呼ばれる人たちの視点と声をビジュアル化し、写真展を通して伝える活動を行う同団体。フォトジャーナリストで代表の大藪順子さんは「この写真集を通して、神奈川県内の多くの学生さんたちに『外国につながる』ではひとくくりにできない中高生の視点から、横浜を見てもらう体験をしていただけたらと願っています」と、写真集を学校図書へ寄贈する今回の活動の目的を説明する。
この寄贈活動は、神奈川県のマグカル展開促進補助金と東急子ども応援プログラムからの助成を受けけ実施。公立・私立を問わず神奈川県内小中高校を対象に、学校図書にこの写真集が入っていない学校へ寄贈する。希望の学校図書館は、Picture This Japan事務局へメール(ptj1yokohama@gmail.com)で問い合わせを。
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