「多くのお客様が短冊に願い事を書いてくださっています」と齋藤浩二総支配人
三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアでは７月７日まで、「ＨＡＰＰＹ ＳＭＩＬＥ ｆｏｒ ＴＡＮＡＢＡＴＡ」として、フロント横に七夕の笹飾りが設置されている。障がいのある人が制作した色とりどりの短冊には「健康で幸せに暮らせますように」や「平和な世界になりますように」など客の願いが書かれていた。
同ホテルを展開する（株）三井不動産ホテルマネジメントは「障がいの有無に関わらず、集うすべての人が笑顔になる環境づくり」を目的に、この催しを行っている。
担当者は「障がいのある方が制作する商品は、あまり世の中に流通せず、知られていない現状がある。また、障がい者支援施設や作業所でお仕事をされる方の工賃（報酬）は、まだまだ低い場合が多いという課題もある」と話す。そうした課題解決の一助のため、同社では、七夕以外にも季節イベントで客に配るオーナメント制作の一部を障がい者支援施設等に依頼している。
多くの方が集うホテルの「公共性」を生かし、イベント期間中は募金活動も行っている。
客の願いが詰まった七夕飾り
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