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中区・西区版 公開:2017年6月29日 エリアトップへ

スマホゲームで横浜散策 中区・西区の観光地舞台に

社会

公開:2017年6月29日

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ゲーム開発を行ったDASの小川社長(左)とアプリ開発を行った未来ボックスの志賀社長
ゲーム開発を行ったDASの小川社長(左)とアプリ開発を行った未来ボックスの志賀社長

 パシフィコ横浜と中区のベンチャー企業2社が次世代型観光商品として、市内の回遊性向上と新たな横浜の魅力を創出することを目的に、スマートフォンゲーム「横浜街歩きナゾトキRPG『ミライ物語』〜封印の呪文と5人の賢者」を共同開発した。6月30日から販売を開始する。

 この「ミライ物語」は、参加者が市営地下鉄・バスの1日乗車券付の専用キットとスマートフォンを片手に謎解きをしながら、みなとみらい(パシフィコ周辺)や野毛、馬車道、元町、中華街の観光スポットを巡るゲーム。謎解きゲームを開発したDAS(小川真輔社長)=中区=とスマホアプリを開発した未来ボックス(志賀雄太社長)=同=、パシフィコ横浜が製作委員会を発足し、共同開発。横浜市交通局が協力する。

 ゲーム内で紹介される観光情報は、見落とされがちな看板や石碑など、「レア」な場所も含めて約300カ所。未来ボックスの社員が街を歩いてデータベース化した。「地域資源を活用したコンテンツを、横浜から全国に広げていきたい」と志賀社長。訪日外国人向けに英語版も用意しており、パシフィコ横浜の担当者は「市内を回遊することで観光客の消費を促し、街に新たな賑わいを創出できたら」と期待する。

 一方、DASの小川社長は地域活性化イベント「街コン」ブームの火付け役となった「濱コン」を生み出した人物。今回の企画も発案者として、3社を取りまとめている。「観光客はもちろん、地元の人にも遊んでもらえたら。親子や三世代でスマホ片手に街歩きをして、横浜の魅力を再発見して欲しい」と小川社長。

 同ゲームはアプリと専用キット(2160円)が必要。キットはパシフィコと市営地下鉄の横浜、関内ほか全6駅で販売。詳細はwww.nazotown.jp/show/mirai、【電話】045・264・4614。

スマートフォンアプリ画面のイメージ。現実世界を仮想空間に見立てた3Dマップ機能を搭載。観光スポットをイメージしたオリジナルキャラクターが物語をナビゲートする
スマートフォンアプリ画面のイメージ。現実世界を仮想空間に見立てた3Dマップ機能を搭載。観光スポットをイメージしたオリジナルキャラクターが物語をナビゲートする

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