60周年を迎えた西区子ども会育成連絡協議会の会長を務める 福永 浩世さん 西区南浅間町在住 60歳
子どもたちに本物体験を
○…西区内に63ある子ども会を束ねる存在。毎年所属する児童らが集まる子ども会大会で、今年は連合会発足60周年を記念したコンサートを開催した。地元でつながりのあったソプラノ歌手に直接出演を依頼し、売出し中のオペラ歌手が勢ぞろい。「本物のものを子どもたちに体験してほしかった。良い人に巡り合うことができました」と話す。会場となった西公会堂には多くの親子が訪れ、オペラ歌手による童謡やイソップ物語の歌劇を楽しんだ。
○…昨年度、市内各区の子ども会加入率は25%ほどだったが、西区の加入率は73%と圧倒的。「歴代の会長さんが一生懸命引き継いでくれた結果」と目を細める。会長としては3年目だが、子ども会活動には約25年間携わってきた。「順番が回ってきて。いざやってみると、色々と楽しかったですね」。毎年のお楽しみ、キャンプには昔から同行。「1年生の頃は鼻を垂らして泣いてばっかりいた子が、数年経って一生懸命やっている姿を見るのはいいものですね」と母親目線。
○…幼稚園の頃から横浜育ち。「子ども会の人が海に連れて行ってくれたり肝試しをやってくれたり…思い出に残っていますね。『子ども会に育ててもらった』という感じですね」と振り返る。家族だけでない、地域の人に育ててもらうことの大切さを肌で知った経験となった。
○…4人の子どもも、もちろん子ども会経験者。今ではおばあちゃんとして小2、小6の孫の面倒を見ながら、近所の小学校の放課後キッズクラブでスタッフとしても活動している。最近ハマっているのは墨彩画。キッズクラブでも子どもたちに絵手紙を教えている。「身体が資本」と仲間内で続けているのはバレーボール。「もう”ババさん”バレーですよ」と元気よく笑う。「みんなで『やったね』とか『ドンマイ』とかやるのが好きで。子ども会の活動も一緒で、チームプレーが好きなんです」
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