2018年の幕開けにあたり、本紙は西区の吉泉英紀区長にインタビューを行い、今年の重点施策などを聞いた。(聞き手/本紙・小宮浩義)
※
――2017年を振り返っていかがでしたか。
「西区にお住まいの方、働かれている方は皆様、西区を誇りに思い大切にして下さっています。昨年は皆様と区役所が『協働』でまちづくりを進めてきました。
地域では区民の皆様が主体となり、誰もが身近に集える”居場所”づくりや、子どもたちが安心して過ごせる『こども食堂』の運営などが一層広がりました。
また、都心部で開催された大規模なイベントにあわせ、みなとみらい21地区から掃部山公園など既成市街地への回遊性を高める取組みを、地域や商店街の皆様とともに進めました」
――今年の重点施策を教えてください。
「まずは西区の総合的な計画である『にこまちプラン』に基づき、誰もがいきいきと健やかに暮らせるまちづくりとして、地域活動の新たな担い手づくりなどを支援します。また、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく暮らしていただけるよう、西区の行動指針を3月に策定します。これを踏まえ、地域の皆様や医療・介護などの機関と連携して取組みを進めていきます。
災害対策では、『自助』としてご家庭での備蓄を、『共助』として防災訓練への一層の参加拡大を促していきます。また、イラストを使った防災ガイドを活用して、小中学生にも災害時にできることを知っていただければと思います。
横浜駅周辺やみなとみらい21地区は、花と緑で魅力を高め、発信し、賑わいづくりを進めるとともに、これを西区全体に広げていきます。さらに、ラグビーW杯や五輪に向けた一層の活性化につなげていきます」
――西区民へのメッセージをお願いします。
「西区は昨年末に人口が10万人を超え、今後ますます発展が見込まれます。西区がいつまでも暮らし続けたいまち、より魅力あふれるまちとなるよう職員一同で取り組みますので、本年もよろしくお願いします」
中区・西区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>