神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2018年2月8日 エリアトップへ

外国人向け無料スマホ 市内3観光案内所で貸出 県、民間連携で実証実験

社会

公開:2018年2月8日

  • LINE
  • hatena
「handy」を手にする黒岩県知事(右から3人目)と勝瀬社長(同4人目)ら。写真下はhandy本体
「handy」を手にする黒岩県知事(右から3人目)と勝瀬社長(同4人目)ら。写真下はhandy本体

 ホテルなどに導入が進む客室スマートフォン「handy」。このほど、外国人観光客向けに無料で貸し出す実証実験が横浜・鎌倉・箱根の3エリア、5カ所の観光案内所で2月中旬から実施される。各60台、計300台を設置。3月末まで。県と同スマホを提供する「handy Japan」(勝瀬博則社長)=東京都港区=が1月30日に県庁で協定を締結した。

 この取組みは、県内の観光スポットを訪れる外国人観光客に快適な通信環境や観光情報サービスを提供することなどが目的。県内3地区の観光協会(横浜観光コンベンション・ビューロー、鎌倉市観光協会、箱根町観光協会)が協力する。市内では横浜駅・桜木町駅・新横浜駅の3観光案内所が対象となっている。

 handyは、国内通話・国際電話・インターネットを無制限で利用(無料)できる。2012年に香港でサービスを開始し、日本では17年7月から。現在、都内の6割のホテルが導入を決めている。今回導入するスマホでは、各観光協会のホームページなどで観光情報を提供する。

動向分析し施策に活用

 県は訪日外国人へのサービス向上だけでなく、位置情報(GPS)機能を活用し情報を分析することで、人気の観光スポット等を把握し今後の観光施策にいかしたいとしている。またhandy Japanは、今回の連携をきっかけに自治体へのサービス提供を広めたい意向だ。

 記者会見で勝瀬社長は「災害情報なども提供でき、外国人向けの危機管理システムとしても活用できる」と、観光客の安心安全に資する機能も指摘していた。横浜観光コンベンション・ビューローの日詰雄治常務理事は「訪日外国人がどんな場所に訪れているのか情報を把握したい」と期待していた。

中区・西区版のローカルニュース最新6

省エネ家電でエコ促進

市事業6月開始

省エネ家電でエコ促進

エアコン商戦に期待

3月28日

産官学で詐欺被害を防止

産官学で詐欺被害を防止

ネットの危険 動画に

3月28日

ボトルキャップを寄付

ウエインズ

ボトルキャップを寄付

365人分のワクチンに

3月28日

被災地支援に一役

県空調衛生工業会

被災地支援に一役

事業団通じ、50万円寄付

3月28日

4月から「中区・西区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「中区・西区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

80周年記念事業で地域のつながりを

自治会町内会へ入ろう!

いざという時に一番の頼りになる身近な存在、それが「自治会町内会」

http://www.naka-kurenkai.org/entry/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 12月21日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook