西区地域振興課主催の「西区商店街ツアー」が3月9日と15日に行われた。
この試みは地域の歴史を学びながら、近隣の商店街での買い物も一緒に楽しんでもらうもの。横浜シティガイド協会メンバーが解説するほか、参加者には商店街各店舗で使えるクーポン券が配布される。
昨年11月は「ハマのドック」の痕跡と戸部大通り商店街をテーマに歩いたが、2回目となる今回は「近代水道の歴史と藤棚商店街さんぽ」がテーマ。2日間で37人が参加した。
このうち、15日の回には20人が参加。桜木町駅を起点に、野毛にある日本近代水道最古の水道管の記念碑や、急勾配の「尻こすり坂」が有名な野毛山からの水道みちなどを散策したのち、藤棚商店街へ。藤棚にある5つの商店街で、それぞれ100年近く続く店舗を訪問。青果店自家製のぬか漬けやスーパーで脂の乗ったトロの試食など、商店街自慢の味覚も味わった。
横須賀市から参加した女性は「水道みちの起伏の様子がよく分かりました。お土産に酒店で県内の地酒を買って帰ります」。店頭で地酒について説明した三河屋かみやの一ノ瀬結花さんは「前回の参加者は年末にも区外から買い物に来てくれた。商店街を知って頂けるいい機会だと思う」と感想を話した。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>