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中区・西区版 公開:2018年5月24日 エリアトップへ

第53回神奈川県看護賞を受賞した 小西 祐子さん 寿町勤労者福祉協会在勤 60歳

公開:2018年5月24日

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原点で再出発

 ○…多年にわたり、業務に励み、顕著な業績を挙げた保健師・看護師などを表彰する神奈川県看護賞、第53回の受賞者の一人に選ばれた。横浜市の保健師として35年勤め、介護保険スタート前に当時配属されていた港北区内で学習会を行い、介護保険の理解を深める活動をしたことなどが授賞理由。「思いがけない受賞」に驚きを隠せない。表彰式では職種と50音順の関係で黒岩祐治神奈川県知事に表彰状の内容を唯一読み上げてもらえた。「実はそれがとても嬉しかった」と笑顔を見せる。

 ○…群馬県出身。人の役に立つ仕事がしたいと思い、看護学校に進学。実習で保健師の仕事に触れた。「地域の人々の一生の健康をずっと見守っていくことができる」と思った。この出会いをきっかけに保健師の道に進むことに決めた。

 ○…地元で保健師として3年間働いたのちに、横浜へ引っ越した。1983年、市役所に入職。最初の10年は中保健所(当時)配属に。労働者のまちである寿町などで、3畳しかないような簡易宿泊所の部屋を毎日のように訪ね歩いた。管理職に就いても直接住民と関わる仕事をするため異動先も区役所を希望し、最後まで住民の人たちとともに仕事を進めてきた。「人が好き。やめたいと思ったことはないし、天職だと思っている」。3月に定年退職をし、4月から寿町勤労者福祉協会に再就職。初めて配属された地域に帰ってきた。「原点に戻ってこられた。これから何をしよう」とやる気に満ちている。

 ○…土日でも夜でも呼ばれれば現場に。それでも家のことはしっかりとやる。両立できているかではなく、「これが自分のやり方」と自分なりにやってきた。年に1・2回、夫と息子と3人で行く家族旅行はそんな自分へのご褒美になっている。

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