神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2018年7月5日 エリアトップへ

横浜MMホール 幼児、障がい者ら公演招待 約600人が参加

文化

公開:2018年7月5日

  • LINE
  • hatena
演奏後はバンベルク交響楽団首席指揮者のヤクブ・フルシャ氏が来場者から寄せられた質問に答えた
演奏後はバンベルク交響楽団首席指揮者のヤクブ・フルシャ氏が来場者から寄せられた質問に答えた

 ホールへの来場が難しい幼児や障がい者にも一流の音楽を体験してほしいと、横浜みなとみらいホール=西区=で6月27日、ドイツ・バンベルク交響楽団によるチャリティー公演が開かれた。同ホールが主催し、西区地域自立支援協議会らとの共催。

 今回の公演は、地元ドイツのほか各公演先でチャリティー公演を行っている同楽団から申し出があり、ホールが西区地域自立支援協議会に案内し実現したもの。

 同協議会は西区内の子育て支援施設や障がい者の作業所、支援団体などで構成。今回は加盟施設の利用者、家族、職員らを対象に参加を募り、600人近くが来場した。

 同楽団からは今回、弦楽奏者約22人が参加。首席指揮者のヤクブ・フルシャ氏が指揮をふるった。楽団事務局長のマルクス・アクスト氏は「本拠地のドイツ・バンベルクでも恵まれない子どもたちのための公演を行っており、どんな環境の人にも生の音楽を届けるという意味では今回も同じ」と話す。

 演奏したのは組曲「ホルベアの時代より」。ストレスなく聴いてもらおうと、演奏中の離席、移動などは自由。リズムに合わせて「高い高い」される幼児の姿もあった。

 1歳と4歳の子と訪れた細野ゆかりさんは「なかなか子連れでは来られないところで、本格的な演奏を聴くことができて良かった。主人も休みをもらって参加しました」と笑顔を見せた。

 同協議会の渡辺幹夫会長は「当初は10人程度の小規模な会を予定していたが、どんどんと企画が大きくなっていった」と感慨深げに話す。フルシャ氏からは終演後「やっていて楽しかった」と声を掛けられたと明かし「この1回で終わるのでなく、来年以降も続けていければ」と意欲を見せた。
 

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

連携で火災被害最小限に

南区の小中学生

連携で火災被害最小限に

冷静対応、消防署が感謝状

4月4日

「今昔かるた」が完成

西区

「今昔かるた」が完成

歴史や魅力の発信へ

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook