本牧通り商業活性化協会・ふじやま亭の看板メニュー「オムチャン」が、市内商店街の人気チャーハンを投票で決める「ガチチャーハン!」において、40品中1位に輝いた。ガチシリーズ8回目にして中区・西区での金賞受賞は初めて。
戸部大通り商店会の台湾料理金葉がエントリーした「スーラータン炒飯」は、銀賞を獲得。ふじやま亭と金葉はいずれもガチシリーズ初参加で金・銀を受賞した。
ガチシリーズは横浜市商店街総連合会が商店街の活性化をめざし、2011年に始めたもの。これまで、コロッケ、スイーツ、カレー、丼もの、麺類、揚げものなどを対象に実施してきた。
今回のチャーハン対決には、市内18区から31商店街が参加し40商品がエントリー。中区からは4店舗、西区からは2店舗が参加した。
投票は参加商品を紹介した冊子についた所定のハガキ、またはインターネットなどで6月1日から7月末までの2カ月間受け付けた。
その結果、8344の有効投票があり、ふじやま亭の「オムチャン」(600円)が1390票を獲得、次点の「鳥作特製チャーハン」(六角橋商店街連合会・鳥作白楽店)=神奈川区=に83票差で金賞となった。金葉の「スーラータン炒飯」(880円)は880票の4位となり、3点が該当する銀賞となった。
「オムチャン」はふじやま亭開店以来、30年にわたる看板メニュー。見た目はオムライスだが、中身はしっかりとしたチャーハンというのが特徴だ。
同店の横山勇大店長(29)は「初参加だったのでがむしゃらにやった。スタッフの結束も高まり、いい結果も出せて素直にうれしい」と喜ぶ。また「600円という価格帯もあり幅広い世代から支持を得たのでは」と勝因を分析する。
金葉の「スーラータン炒飯」は石鍋に入ったスーラータンにチャーハンを入れたアイデア商品で、今年の2月ごろ“まかない飯”からメニュー化した同店の自信作。林先金店長(50)は「味には絶対の自信がある。若い女性をはじめ食べた人の反応がよかった。今後も挑戦したい」と話していた。
全体では金賞は1点、銀賞3点、銅賞5点が選ばれた。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|