神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2018年10月4日 エリアトップへ

日本大通り 活性化に「民間力」 県・市関連以外の催事可能に

政治

公開:2018年10月4日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は、日本大通りで開かれるイベントについて、来年4月以降は民間主体でも開催できるよう検討を進めている。2020年に控えた市庁舎移転で、関内・関外といった市中心部の空洞化が懸念されるなか、エリアのにぎわい創出につなげることが狙いだ。

 これまで日本大通りで開かれるイベントは、市などの公共団体の主催・共催・後援のものに限定されていた。だが19年4月以降は、民間主体のイベントが開催できるようになる見通し。市は、年内を目途にイベントの実施に係るガイドラインを作成し、事業者に広くピーアールしていく方針だ。

毎週、歩行者天国に

 今回、市がイベント事業者の間口を広げた理由は、民間による魅力的なイベントを抱き込むことで「新たなにぎわいを創出したい」という狙いがある。こうした動きを推し進めるため、10月からは毎週日曜日の午前9時から午後5時まで日本大通りの一部区間・約130mを歩行者天国とすることを決定。市担当者は「イベントの有無に関わらず、訪れる人を増やしたい」としている。

 歩行者天国の初日となる7日は、中区の区民祭り「ハローよこはま」が開催されることもあり、横浜公園から日本大通り一帯が盛り上がる。

市中心部の空洞化懸念

 市が対策を強化するのには、2020年に控えた市庁舎移転が大きな理由の一つ。オフィスや官庁が立ち並ぶ関内・関外エリアは、近年就業者数が落ち込み、近隣飲食店等の売上が思わしくない状況が続いているという。市庁舎移転により、約6千人が同エリアから離れることになると、空洞化が懸念される。現庁舎跡地の利活用も含め、地区全体の活性化対策は急務の状況となっている。

 神奈川県庁や横浜開港資料館など歴史的建造物が立ち並ぶ「日本大通り」は、横浜を代表する道路の一つ。特に、みなとみらい線「日本大通り駅」の開業以降は、人気の周辺観光地の「回遊拠点」としても機能しており周辺への波及効果も期待できるエリアだ。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

地域サロンが5周年

南区南永田団地

地域サロンが5周年

住民に愛される憩いの場

4月25日

3団統合し新体制に

中消防団

3団統合し新体制に

大規模災害への備え強化

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

50年後 中・西区は増

横浜市人口推計

50年後 中・西区は増

南区は2万9千人減

4月11日

文化の発展担い60周年

横浜市民ギャラリー

文化の発展担い60周年

アートを親しむ場に

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook