11月10日に根岸外国人墓地=中区仲尾台=で清掃と墓前祭が望洋自治会(有馬弘政会長)主催で行われ、ドイツ武官も参加した。
この墓地には1942年に横浜港で発生したドイツ軍艦爆発事故の犠牲者が埋葬されている。
有馬会長によると、墓地は約40年前まで墓石が倒れているなど荒れている状態だったという。しかし、横浜の歴史ある墓を守ろうと、仲尾台中学校の教員や生徒たちが清掃活動を始め、現在の綺麗な状態になったという。
当日は立野小学校と仲尾台中の児童生徒、教員合わせて約50人が午前中に清掃活動を実施した。午後からの墓前祭にはドイツのマティアス・ライボルド陸軍大佐とマグヌス・バンベルガー准海尉、小中学校の生徒、近隣住民らが参加した。
ライボルド陸軍大佐は今年が第一次世界大戦終戦から100年を迎えたことを取り上げ、「このような節目の年に来られることはとても栄誉なこと」と話した。また、「地元の小中学生が参加してくれて、若い世代にまで知られていることが本当にありがたい」と感謝の言葉を述べた。
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