横浜海上保安部は年末年始特別警戒を12月10日から開始した。特別警戒の一環として、横浜港を運行する旅客船の安全指導も実施している。
年末年始の輸送繁忙時期における安全確保のために実施されるもの。初日には横浜大桟橋から横浜港のクルージングを行うレストラン船「ロイヤルウイング」を安全指導。同保安部と国土交通省関東運輸局の職員が停泊中の同船に入り、書類関係から救命用具などの備品などのチェックを行った。
1959年就航の同船では、操舵室からの指令を機関室に伝える装置「エンジンテレグラフ」が使用されている。現役のものはとても珍しいということもあり、確認した保安部職員らは興味深そうに杉村廣道船長に質問をしていた。杉村船長は「映画タイタニックにも出てきます。とても貴重です」と話していた。
当日は銃器を装備した同保安部の職員も同行し、不審者・不審物の検索および旅客ターミナルの警戒も実施した。この特別警戒は1月10日まで行われる。
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