中区と西区の両消防署は、今年創設100周年を迎える。年初に行われる出初式では、両署ともに節目の年にちなんだ企画を予定している。
中消防署
例年同様、もともと近代消防救急発祥の地でもある横浜情報文化センターで1月5日(土)に開催。時間は午前10時から11時30分まで。
ホールで行われる式典では、中消防署100年の歩みを描いた記念映像を上映。例年の表彰に加え、100周年記念の特別表彰も行う。
式典終了後は11時ごろから、駐車場に会場を移して第2部へ。ここでは100周年の記念碑がお披露目される。
メインの消防総合訓練も、100周年を意識したもの。「消防戦術の移り変わり」と題し、まとい振込みからバケツリレー、明治から昭和初期に使われた腕用ポンプ、最新式の携帯型高圧放水銃による消火活動が再現される。
西消防署
昨年は改装のため使用できなかった西公会堂で2年ぶりの開催。日時は1月7日(月)午後1時から3時まで。
会場ではビデオによる西消防団の活動紹介や、消防音楽隊による演奏を実施。100周年記念講演として、元横浜市消防局予防部長で現在(株)相鉄ビルマネジメントの荒巻照和氏が「西消防署のあゆみと災害教訓」をテーマに話す。
また会場のロビーでは100年の沿革を振り返る写真コーナーを設置。昔の消防車両など活動のようすを見ることができる。施設の都合上、一斉放水などの訓練披露は行わない。
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