MM21街区NEWS【3】 避難時の車中泊どうする? 日産グローバル本社で防災イベント
2009年、銀座から創業の地である横浜への本社移転で話題になった日産自動車。みなとみらい21地区の玄関口に位置するグローバル本社1階のギャラリーでは、様々なイベントが行われている。3月2日には「3・11」を目前に「#日産でやってみよう車中泊」と題した防災イベントが同社主催で開催された。
同社は、全国各地で災害が起こるなか、多くの人が車に避難し車中泊をしていることを受け、正しい知識を学んでほしいと同イベントを企画。クルマ旅専門家の稲垣朝則さんと災害リスクアドバイザーの松島康生さんを講師に招き、全国から家族連れなど11人が参加。参加者は実際に車中で一夜を明かした。
はじめに、講師2人によるトークセッションを行い、脱水症状や一酸化炭素中毒、エコノミークラス症候群など車中泊で気を付けるべきことを紹介。体の動かし方や水分補給の大切さを解説した。
車中泊ワークショップでは、プライバシーの確保の仕方や車内で快適な睡眠を取るための方法などを、実際に自動車を使用しながら理解を深めた。プライバシーの確保は、自動車専用のサンシェードを使用することが簡単にできる方法だが、用意できない場合を想定しピクニックシートを使った仕方を伝授。参加者は、ピクニックシートをクリップや洗濯バサミで止めながら、車内を隠す方法を実践した。
同イベントに参加した相模原市在住の仲西学さんは「息子と協力してワークショップに挑戦したが、意外と上手くできたのでよかった」と感想。電気自動車を活用した非常食の炊事も行われた。
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