本牧小学校(田中昌彦校長)6年生の東原侑希子さんがこのほど、全国440法人会で実施された「平成30年度税に関する絵はがきコンクール」で最終12作品が選ばれる最高賞に輝いた。(公社)横浜中法人会女性部会(吉富真里部会長)らが主催する租税教室で学んだことを絵はがきにし、コンクールに応募。中法人会の管内の応募作品が、全国で表彰されるのは初めての快挙となる。
同コンクールは、小学生を対象に税の大切さや役割の理解を促すために、全国にある法人会の女性部会を中心に実施している事業。租税教室を行ったあと、児童が税について学んだことや思いを絵はがきで表現する。前回のコンクールは全国で約22万6千作品の応募があった。
東原さんは、昨年に中法人会主催の租税教室に参加し、コンクールに応募。集まった約600作品の中から最高賞となる金賞に輝き、その他17法人会の代表作品が集まる神奈川県内の審査に進んだ。その中でも最優秀賞となり、県代表として東京都、神奈川県、千葉県、山梨県の1都3県を管轄する東京国税局管内(選出枠2作品)
の審査にも進み見事選出。全国で12作品だけが受賞できる全法連女連協会長賞を獲得した。
東原さんの作品は4月末に富山県で開く法人会の全国大会で紹介される。
学校用具をヒントに
東原さんの作品は、教科書や黒板、机など学校に関する物を税金と書かれた人が背負っている様子が描かれている。租税教室で学校の体育館などが税金で建てられていることを知り、絵に表現した。「学校で使うものはベルマークとかで手に入るものだと思っていたけど、税金が使われていたので、税金の大切さがわかった」と話す。作品はわかりやすいデザインや色合いが評価された。「受賞できて嬉しかった」と喜ぶ。
本牧小で3月4日、同コンクールの表彰式が開かれた。同法人会の吉富部会長らが表彰状と副賞を手渡した。吉富部会長は「中法人会から選抜した作品が全国で選ばれてとても嬉しい。おめでとうございます」と祝った。
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