市立岡野中学校の女子硬式テニス部が初出場の全国大会でベスト8に輝いた。
3月28日から30日にかけて香川県高松市で開かれた大会には、全国から勝ち上がってきた32チームが出場。初戦の奈良学園とは「紙一重のところで競り勝ち」(田中耕太郎顧問)、目標としていた1回戦をものにした。そして2回戦は、昨年準優勝校で強豪として知られる大分市立南大分と。粘り強くラリーをつなぎながらも、少ないチャンスをものにし見事勝利。3回戦はシード校で近畿地区1位の浪速と対戦。ハイレベルな選手がシングルスに出場する情報をつかんでいた岡野中は、ダブルスで勝負をかけた。しかし相手の実力が勝り敗退。岡野を下した浪速は優勝している。
田中顧問は大会を振り返り「初出場で3回戦に進めた。生徒たちに感謝」と目頭を熱くしていた。「試合前の練習では、部員がコートを囲んで声を掛け合い『チーム岡野』の存在を鮮烈にアピールできた」と自負する。
夏へ、仕切り直し
すでに意識は夏の大会に向いている。全国的にもレベルが高い神奈川県勢。田中顧問は「県大会突破は簡単ではない。新たなチームとして、一から取り組んでいきたい」と気を引き締めていた。
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