夏休みの代名詞とも言えるラジオ体操。蒔田公園では100人以上がこのラジオ体操を夏休みだけではなく、毎日行っており、ご近所同士のコミュニケーションの場にもなっている。
午前6時を過ぎると、帽子をかぶり、首からタオルをかけた人たちが蒔田公園の中や周辺でウォーキングをする姿が目立つようになる。6時30分、ベンチの近くに置かれたラジオから「ラジオ体操の歌」が流れると公園の芝生をぐるりと取り囲むように人が集まる。その数約150人。
腕を大きく回し、足を高く上げ、きびきびとした動きで体操を終えると、参加者は礼をし、最後は笑顔と拍手で締めくくられた。
参加する男性は「蒔田公園ができたころ(1984年)から体操をしていた」という。自然発生的に人が集まり、ラジオを持参する人、蚊が寄らないように蚊取り線香を置く人など、”役割分担”もできている。
別の男性は「日曜日は体操の後、仲間とファミリーレストランで食事をしている」と語り、交流のきっかけにもなっている。
体操が終わると、多くの人が「また明日」とあいさつを交わし、公園にできた輪が解けていった。
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