蒔田町にある横浜英和学院(伊藤美奈子学院長)で11月9日、創立130周年記念事業として建設が進められていた新校舎の完成を記念し「落成献堂式」が行われた。新校舎建設は、快適な教育環境の整備などを目的に2011年7月から進められてきたもの。新しく建設されたのは職員室などが入る本館と校舎(第2校舎)で、以前からある第1校舎では耐震・改修工事を実施。今年10月にすべての工事が終了した。
敷地内にある「ブリテンホール」で行われた式典には、同校の生徒や教職員、保護者や来賓など約700人が出席。オーケストラ部による演奏やコーラス部による讃美歌が斉唱されたほか、建物の設計、施工を担当した2つの会社に、同校の永井輝男理事長から感謝状が贈呈された。
最古の「グラス」復活
新校舎(第2校舎)には各種教室のほかキャリアセンターなどが設けられている。本館には職員室や事務室などが置かれ、会議室には日本最古とされるステンドグラス2枚を設置。これは、同校が1916年に山手から現在地に移転した後の礼拝堂で使用されていたもので、当時は10枚あったとされる。その後礼拝堂が建て替えられた際、このうちの2枚が取り除かれ校内に眠っており、今回約半世紀の時を経て修復された。
伊藤学院長は「あらゆる場所で木の温もりが感じられる建物。関係者の皆さんに心からお礼を申し上げたい」と話した。
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