獅子舞が登場した弘明寺町っ子囃子の演奏
東日本大震災の被災地を支援するためのお囃子・和太鼓演奏会が３月９日、弘明寺商店街中央の観音橋で行われた。主催は南区などで活動する演奏10団体が加盟する「横濱お囃子会」。
同会のメンバーは被災地を訪れるなどしており、支援を続けている。演奏会は４回目。
千童太鼓、六ツ川大池囃子、翔鼓の会、六ツ川竜の鼓会、弘明寺町っ子囃子、杉豊太鼓、久良岐太鼓、撥當の８団体が出演。演奏と同時に募金を呼びかけた。
弘明寺を中心に活動する町っ子囃子は、子どもらが太鼓を叩き、２匹の獅子舞には観客から菓子の差し入れがあった。
東松島の団体へ寄付
町っ子囃子代表の小川襄さんは「今までは生活することが精一杯だった被災地でも郷土芸能をまた見たいという声が出ている」と話す。今回集まった義援金は被災し、活動ができなくなった宮城県東松島市の「大曲浜獅子舞保存会」に届けられる予定。
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