市立永田台小学校(住田昌治校長)のPTAが仙台市のNPO法人「子どもの村東北」を支援するために集めた募金の贈呈式が3月12日、同校で行われた。
「子どもの村」は、震災で親を亡くした子どもたちが里親らと生活する施設。同法人は今年12月の開設を目指し、11年11月から準備を進めている。
住田校長から「子どもの村」の存在を知らされたPTAは昨年11月の授業公開日などで保護者から募金を集めた。同時に永田地区センターなどの施設にも協力を呼びかけていた。
12日に同校を訪れた同法人常務理事の岩城利充さんにPTA副会長の朝見千陽さんと高澤里江さんが募金を手渡した。岩城さんによると、施設建設には2億7500万円が必要で、企業や奉仕団体から資金が寄せられているという。
朝見さんは「子どもの村の趣旨に多くの保護者が賛同してくれた。長い目で支援したい」と今後も募金活動を続けていく方針だ。
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