地域貢献活動に取り組む花之木町の建設業、馬淵建設(株)(馬淵圭包社長)、高砂町のマンション修繕業、(株)大和(佐藤正道社長)、井土ヶ谷下町の電気工事業、(株)九州電業社(大中原義文社長)の区内3社がこのほど、横浜企業経営支援財団から地域貢献活動に取り組む「横浜型地域貢献企業」として認定された。
この制度は地域貢献の視点で雇用や環境、社会的事業に取り組む市内企業を認定するもの。2007年度から始まり、今回は35社が認定。これまでに287社が認定を受けている。認定されると融資を低利で受けられるなどの利点がある。
生徒・学生を支援
馬淵建設は1909年創業。建築・土木事業のほか、土地活用の提案などを行う。従業員は約300人。
中学校などの要望に応える形で、職業体験を10年以上開催している。工事の施工管理がどのように業務を行っているのかを図面などを用いて伝えているほか、実際の建設現場の見学などを行う。また、大学生などを対象に見学会も実施し、これらの取り組みが評価された。同社は「今後も地域の皆さんの生活の発展に貢献していきたい」と話す。
無償で施設塗装
大和は1960年設立。マンションの大規模修繕工事を神奈川県内や周辺で行う。従業員は63人。
塗装業界が取り組む福祉施設でのボランティア活動に1979年から参加し、毎年、無償で建物塗装を行う。ここ数年は公園遊具などの塗装もしている。ほかにも、作業現場だけではなく、周辺の道路や公園の清掃活動を行う。
佐藤社長は「清掃活動で社員の美化意識が高まり、仕事の意欲向上にもつながっている」と話す。
九州電業社は76年設立。地域の安全、安心のため、防犯灯のランプを交換する活動に取り組む。地域の祭りなどの行事に協力する姿勢も評価された。
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