市立永田台小学校(住田昌治校長)で6月24日、認知症予防の「キッズサポーター養成講座」が行われた。
高齢者が発症しやすい認知症を児童が理解することで、認知症の人が安心して暮らせるまちづくりを進めようと実施されたもの。認知症への正しい知識を持つ「キャラバン・メイト」と呼ばれるサポーター4人が講師となり、5年生約80人に症状などを解説した。その後、永田みなみ台地区社会福祉協議会の「見守り隊」のメンバーが、児童、教諭と合同で寸劇を披露。子どもたちは自宅に帰ることができずに「徘徊」する認知症高齢者への対処法などを学んだ。
市のキャラバン・メイトで、認知症への理解を深める活動を地域で行う「南区オレンジリングの会」代表の大塚千恵子さんは「子どもたちが講座を聞いたことで、家族が認知症について話し合うきっかけになれば」と期待した。
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