南区版 掲載号:2014年7月10日号 エリアトップへ

市教委 「土曜授業、今秋に結論」 試験実施受け、是非決定へ

掲載号:2014年7月10日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市教育委員会は、2012、13年度に計27校の市立小中学校が研究校となって試験実施した土曜日授業を踏まえ、今秋を目途に来年度以降の方向性を定める。試験実施の結果、一定の成果はあるとしつつも、教員への負担増大などの課題も浮き彫りとなっている。

 土曜日授業は、学習指導要領が新しくなったことによる授業時数の増加を背景に児童生徒・教員の平日の負担を緩和できるかどうかや、地域に公開した授業によって子どもの公共心や社会参画意識を育めるかどうかなどを検証するのが目的。研究校は実施に伴う代休を夏休みなど長期休業期間を延長することなどで対応し、12年度は年間6回、13年度は年間11回を限度に土曜日授業を行った。

 各研究校は、例えば6時限目を土曜日に割り振り、平日を5時限に短縮することで、子どもの集中力を維持できるようにしたり、教員が事務作業を行う時間を捻出できるようにした。また、平日の授業時数は変えず、土曜日に授業参観や地域の防災訓練を実施し、保護者や地域住民が参加しやすい環境作りを行った。市教委や研究校の校長によると概ね成果はあったという。

 一方、週休2日制が根付いているため、土曜日に地域行事が多いことや、塾など習い事との重複が課題として挙げられたほか、中学校では部活動の公式試合なども多く、県や関東全体で大会日程の調整が必要などの課題も浮き彫りとなった。また、授業内容によっては欠席も多く、土日は家族で過ごしたいというニーズを感じたという意見もあった。

 加えて、教員負担の増大も課題。校長の1人は、普段から教員は授業準備などで土日の出勤が多いことに触れた上で、実質的な連続勤務となることを懸念する。6月に公表された教職員の業務実態に関する調査結果でも、約9割が多忙と感じている。市教職員組合の内野泰久書記長は「学校に全部任せるのではなく、地域に子どもを返していく視点は重要。子どもは疲れ、教員の多忙感解消にはつながらない」と反対の姿勢だ。

 研究校の校長からは、地域性も大きく、一律の実施は馴染まないという意見や、土曜日を増やすだけではなく、月曜日の代休を認めてほしいとの声もあった。市教委は実施の是非を秋に判断するが、実施となれば、年に複数回は土曜日の授業が検討される見通しだ。

横浜市南区のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://daviusliving.jp

<PR>

南区版のトップニュース最新6

アートで顔見える関係を

アートで顔見える関係を 文化

4日に「光のぷろむなぁど」

12月2日号

3回目 2月から本格化

ワクチン接種

3回目 2月から本格化 社会

市、12月下旬に通知開始

12月2日号

全国2例目「こどもホスピス」

全国2例目「こどもホスピス」 社会

関係者悲願、金沢区に開所

11月25日号

生徒7人 作品展で入賞

蒔田町紅花書道塾

生徒7人 作品展で入賞 文化

県コンクール、最高位も

11月25日号

清掃で「つながり」実感

清掃で「つながり」実感 コミュニティ社会

区企画に町内会・学校参加

11月18日号

依存症対策の計画策定

依存症対策の計画策定 社会

市、早期支援へ連携強化

11月18日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 道路整備の進展求める

    桜木東戸塚線・汐見台平戸線 ニッタオンライン市政報告59

    道路整備の進展求める

    横浜市会議員 仁田(にった)まさとし

    11月25日号

  • コロナ離職者の支援拡充

    追加の職業訓練生募集中 県政報告

    コロナ離職者の支援拡充

    立憲民主党・民権クラブ 県議会議員 きしべ 都

    11月25日号

あっとほーむデスク

  • 12月2日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    11月25日18:18更新

  • 11月25日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

洋菓子作り講座

洋菓子作り講座

中村で18日

12月18日~12月18日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年12月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook