県政のひろば 住民自治のための議会改革 県議会議員 自由民主党 三橋まさお
前回「ライフ」についてご報告し、皆さまからの意見を伺いました。
神奈川県では県の中央児相に警察官が常駐していますが、名古屋市は市の中央児相に警察官がいます。神奈川県は居所行方不明の児童の調査を徹底的に行っていますが、昨今の事件からも市の児童相談所の連携も大変重要で、対処しなければいけないと考えています。
「子ども・子育て支援新制度」は、大変複雑な制度になっています。「代理受領」の事務の煩雑さなど、県も約4分の1の財源を出させて頂きます。これは、広域性の必要から考えられるものです。もちろん、横浜市は認定から許可などに関して権限委譲を考えています。制度が安定すれば次のステップに移るべきです。利用者の負担額と事業者に支払われる「公定価格」は幼保連携推進室ホームページで公表されていますが、分かりづらいものです。今後は機会ごとに分かり易くご報告させて頂きます。
昨今、都議や県議の話がニュースになりました。ハラスメントや品格の問題もありますが、先に取り上げたように、広域行政を担う県の難しさがあり、「県議会議員は必要なのか」という声も聞こえてきます。
議員定数を削減
今年3月、議員定数を現行から2減の105とすることが決まりました。
議員定数削減の議論は、常任委員会数と委員数を基礎に算出すべきとする「常任委員会中心主義」で進められてきました。委員会数8×委員数13人に議長1人を加えた105人ということです。2011年まであった県議会の法定定数の上限は120でしたが、抜本的に改革するならば少数精鋭の委員で機能向上を目指し内閣のような仕組みを睨みながら定数削減も考えるべきです。でなければ議論し尽くせるものではありません。本会議や予算委員会のネット中継はすでに行われています。常任委員会の中継も検討されています。ぜひ、皆さま自身で住民自治の議論を目の当たりにして頂きたいと考えます。
私の師である新堀典彦先生は「政令指定都市では各選挙区1人の県議が皆さまが納めた税金の使い道をしっかり審議すべき」と話していました。その新堀先生が亡くなられて、8月3日で3年になります。石原裕次郎の「わが人生に悔いなし」を歌われていた姿と、議会を含め、会合から会合へと颯爽と活躍された「生き様」が目に焼き付いてはなれません。先生が仰っていた「政治は感性」という言葉を噛み砕きながら、私も毎日政治活動をしています。しかし、理性や知性の限界を超えた何かにはまだほど遠く、辿り着いていません。不条理なこの世の中、何度も神学的転回、情報革命的転回、行動経済学的転回などの180度景色が変わってしまうことがおこる中、戦争から近所のごみ問題、景気からいじめ問題と様々な問題がなかなか解決しません。各町内会の皆様のご尽力とともに私も取り組み、「いのち」輝く、南区の皆様が充実を感じられるよう、粘り強く政治活動に邁進していきます。皆様のご意見、お気持ちをお寄せいただければ幸いです。
■連絡先 http://www.3ha
shi.jp/guide
事務所 南区宿町3の54
県議会議員 三橋政雄
横浜市南区宿町3-54
TEL:045-712-3634
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