県立横浜国際高校(森慎二校長)で7月10日、同校生徒とアメリカから来日した高校生が交流した。
政府が進める「北米地域との青少年交流事業(KAKEHASHIプロジェクト)」の一つで、青少年交流を通した人材育成や経済活性化などを目的に一般財団法人「日本国際協力センター(JICE)」が実施。学校交流やホームステイなどを通して日本の魅力や神奈川の歴史などをアメリカの高校生に伝えるもの。
日本語を取り入れた授業を実践するカリフォルニア州ロスガトス高校の生徒23人が訪れ、横浜国際高生と一緒に英語授業などを受けたほか、夏の風物詩である浴衣の着衣に挑戦した。その後、歓迎パーティーが行われ、正月遊びの「福笑い」などで日本の伝統文化にふれた。
ロスガトス高校のキャサリン・サンプさん(4年)は「お互いの文化を学べたことが楽しかった。浴衣は帯の結び方が難しかった」と流ちょうな日本語で話した。横浜国際高国際交流委員会の青木久美さん(2年)は「さまざまな国の人と実際に話せるのはいい経験。日本全体でこうした国際交流が増えてくれたら嬉しい」と願った。
パーティーの最後にはロスガトス高の生徒が「幸せなら手をたたこう」の歌を英語と日本語で披露するなど、互いが絆を深めた。
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