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「地域の痛み相談所に」 取材協力 堀ノ内接骨院
南区堀ノ内町に1990年に開院した堀ノ内接骨院。地域の「痛み相談所」として20年以上、患者との”ふれ合い”を実践してきた同院の小林哲也院長は「安心と信頼を築くためには、患者さんとの対話が大切」と語る。その患者を思う心は業界内での信用、信頼へとつながり、09年には接骨・整骨院の院長らで組織される「神奈川県柔道整復師会」の横浜南支部長に就任した。地域の接骨・整骨院をけん引して6年目を迎えた小林院長に、支部の活動や今後の抱負、院の診療方針などを聞いた。
接骨・整骨院70が加盟
――県柔道整復師会横浜南支部とは。
「県柔道整復師会に12ある支部の中の一つです。南区、磯子区、港南区、金沢区にある約70の接骨院、整骨院が会員として入会しており、柔道整復学術の発展や社会福祉の増進に向けた活動を行っています」
――南区内で加盟する接骨・整骨院の数は。
「県会長を務めた経験をもつ六ツ川の江田接骨院院長、江田三男先生をはじめ、南区では21の接骨・整骨院が加盟しています。江田先生が先日、県民功労者表彰を受章するなど、業界に対する社会の期待が年々高まっていると感じています」
――主な活動内容は。
「会員の学術向上のための講習会、学術大会、地震などの災害に備えた救急救命講習会などのほか、一般の方向けの講習会もあります。また、今年4月に公益社団法人になったことで、地域医療への貢献を目的としたボランティア活動などにも、力を入れて取り組んでいます」
――地域活動の具体例は。
「スポーツ大会などに救護員として参加しており、現在は『県家庭婦人バレーボール連盟』が主催する大会などに、われわれ柔道整復師が伺って、競技中に怪我をした選手の応急処置などを行っています。横浜南支部では今後、高齢化社会における健康促進のため、地域包括支援センターなどと連携した高齢者の介護予防への取り組みなども検討しています」
「対話」で信頼築く
――地域接骨院の役割として大切なことは。
「地元住民に慕われながら、住民が安心できる施術を行っていくことです。そのためには接骨院や整骨院が地域の『痛み相談所』となって、患者さんの状態に応じ、施術する院の案内(インフォメーション)を行っていくことが重要です」
――具体的には。
「脊髄や関節の痛みに関することは整形外科、体の歪みなどが原因で症状が出るといわれる偏頭痛には、脳神経外科を患者さんに案内するなど、病院との連携診療(検査)により、体の痛みを早く取る施術を目指すことです。患者さん一人ひとりの状態によって対応が変わってきますので、安心と信頼を築くために、患者さんと心を通わせた『対話』が重要であると感じています」
子ども、高齢者にやさしい診療
――堀ノ内接骨院の開院から20年以上が経ちます。
「患者さんとの対話を大切にするため、明るく話しやすい接骨院を目指してきました。お子さんやお年寄りには特にやさしい診療に努めています」
――施術方法、方針は。
「新しい機器を揃え、痛みの具合によって効果的なものを使い分けています。患部周辺の血流を良くするように促す低周波電気療法や、機械の高速振動により、血行改善を目指す施術など、治癒効果を高めるための物理療法が主体です。体内から自然治癒力を引き出すことに重点を置いています。副作用がありませんので、アレルギー体質の人でも安心です」
――相談はどんなものが。
「腰と膝の痛みは高齢者に多く見られます。当院では痛みを緩和させるだけでなく、家族の方が安心できるような介護相談も受けつけています。ケアマネジャーの紹介はもちろん、機能訓練指導員が寝たきりの高齢者にならないように運動指導もします」
――スポーツや交通事故による痛みの相談は。
「アスリートの診療はもちろん、痛みに合わせた各種テーピング指導も行います。交通事故の相談も多く、患者さんの状態に応じて施術方針を立て、保険会社への連絡も全て当院で行います。また、筋肉の断裂や重度の骨折・脱臼は、地域病院との連携により診療します。患者さんの居住地域の病院を紹介し、当院との連携で回復を目指すことも可能です。いろいろな痛みで悩んでいる方は、一度当院にご相談下さい」
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