元サッカー日本代表で1996年のアトランタ五輪に出場した遠藤彰弘さんが8月28日、市立南太田小学校(仙田くに子校長)を訪れ、同校の児童とふれ合うスポーツ教室を行った。
この教室は2020年にオリンピックとパラリンピックが東京で開催されるのを前に、子どもたちにスポーツの面白さを知ってもらおうと市が主催したもの。
遠藤さんは94年に横浜マリノスに入団。2007年にヴィッセル神戸で引退するまで第一線でプレーした。弟は日本代表として活躍するガンバ大阪の保仁選手。
教室では3年生から6年生に「考えて行動すること」をテーマに遠藤さんが講演。物事がうまくいかなかった時、その理由を検証して次につなげることの大切さなどを伝えた。
その後、5、6年生を対象に実演形式のスポーツ教室が行われ、児童は「腕」や「頭」など、遠藤さんが指示した体の各個所をタッチしながら、2人1組でサッカーボールを奪い合うゲームなどに取り組んだ。
夢持つきっかけに
遠藤さんは華麗なリフティングを披露。プロの技に児童が沸く場面もあった。5年生の坂東竜之介君は、「頭を使って工夫しながら運動することができた」と笑顔を見せた。
遠藤さんは「子どもに夢や希望を与えるため、自分のできることをしたい」と感想を語った。仙田校長は「(講演がきっかけで)児童に夢を持ってもらいたい。思うだけではなく、自らが行動することの大切さを学べたのでは」と喜んだ。
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