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南区版 公開:2014年9月18日 エリアトップへ

9月27日に行われるレインボーフェスタの実行委員を開催当初から務める 田中 ひろみさん 中村特別支援学校勤務 63歳

公開:2014年9月18日

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虹の祭典、縁の下で支える

 ○…中村地区の恒例イベントとして地域に浸透するレインボーフェスタの実行委員を2006年の開始時から務める。今年で9回目となるイベントは協力団体が年々増え、出展ブースや催し、模擬店などが拡充。「毎年マンネリ化しないように気を付けている」という実行委員たちの努力の甲斐あり、来場する人も「初めは福祉関係の方ばかりだったが地域住民の方が増えた」と嬉しそうにほほ笑む。

 ○…北海道で生まれ、幼いころから大船で暮らす。小中学生でピアノを習い、高校では合唱部に所属。その後は音大に入学するなど、学生時代は音楽が中心の生活を送った。20代半ばで結婚。30歳を過ぎたころ、養護学校の教員だった友人からの誘いもあって、磯子区の学校で臨任職員として働き始める。「教員免許を持っていたし、もともと子どもが好きだった。『自分でも先生ができるんだ』という気持ちになった」。障害がある子どもたちと熱心に向き合い、30代半ばで正規教員になった。

 ○…レインボーフェスタの前身は中村養護学校(当時)の「バザー」。一時中断した時期もあったが、「地域の方に学校を知ってもらいたいというみんなの思いがあった」と、保護者有志が『きてみてふれて中村ようご』という名称で催しを再開。現在は多くの団体が共催するフェスタとなった。バザーとしてのスタートから20年以上イベントに携わるが「実行委員の皆さんの地道な広報活動もあり、毎年規模が大きくなっている」と手応えを口にする。

 ○…話題の料理レシピサイト『クックパッド』に100以上の献立を掲載するほど料理が好き。「娘にレシピを教えたかった」と、愛娘も”母の献立”を参考に料理を楽しんでいる。勤務する中村特別支援学校では、地域支援などの役割を担うコーディネーターとして活動。地域と学校を虹のように”コーディネート”した祭典を、これからも縁の下で支え続ける。

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