市立太田小学校(阿部雅子校長)の6年1組の児童23人が3月7日、みなとみらいのグランモール公園で大道芸を披露した。
同クラスは昨年4月、総合学習の授業で人を感動させ、喜んでもらうために何ができるかを考えた。話し合いでは「大道芸がやってみたい」という意見があがり、市内で活動する「横浜大道芸クラブ」に指導を依頼。クラブの快諾を受け、昨年9月から数十回に渡り練習を重ね、これまで福祉施設などで発表してきた。
3月21日に卒業式を控える6年生にとって最後となる公演は小雨の中行われ、保護者や通行人など100人以上が見守った。
児童は糸でつながれたスティックを両手に持って空中でこまを回す「ディアボロ」や、皿回しに似た「スピニングプレート」、ダンスなどを披露。雨で滑りやすくなった地面に足を取られる場面もあったが、それぞれの児童が懸命に取り組む姿に大きな拍手が送られた。
蓬田圭佑君は「ミスはあったが皆さんの歓声に応えることができた。(卒業式を前に)いい思い出になった」と語った。担任の平田順也教諭は「大道芸はこれで終わりだが、児童には夢の続きがある。今後の人生に活かしてもらえたら嬉しい」と成長を願った。
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